2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

購入本

スカーレット・トマス『Y氏の終わり』(早川書房) ピーター・ジェイムズ『1/2の埋葬』上下(ランダムハウス講談社文庫) エリン・ハート『アイルランドの柩』(ランダムハウス講談社文庫) エリン・ハート『アイルランドの哀しき湖』(ランダムハウス講談社文庫) …

アンドリュー・ラウ/ アラン・マック監督『インファナル・アフェアⅢ 終極無間』(TV)

NHK衛星第二で『インファナル・アフェアⅢ 終極無間』を放送していたので観ました。今週、Ⅰ〜Ⅲまでぶっ続けで放送してたみたいですね。早く気が付いていればⅠから観たのに〜。『終極無間』は最低でもⅠを観ないと理解できない作りですね。でもⅡを観ていないと…

カズオ・イシグロ『浮世の画家』(ハヤカワepi文庫)

カズオ・イシグロという作家は「語り手の主観」から物語と紡ぐ作家で、語り手のあてにならない記憶と語りの周囲の状況と反応から読み手はその世界を読み取っていくことになるのですが、そこに「真実」はあるのかというとまた別な問題。その「曖昧模糊」な世…

歌舞伎座『寿初春大歌舞伎 夜の部』千穐楽感想

26日に観た歌舞伎座『寿初春大歌舞伎 夜の部』千穐楽の詳細感想を書きました。余韻たっぷり。 ★歌舞伎座『寿初春大歌舞伎 夜の部』千穐楽詳細感想★

NODA・MAP『キル』

シアターコクーンにNODA・MAP『キル』を観に行きました。NODA・MAP作品は『贋作 罪と罰』『ロープ』に続いて3作品目です。『キル』はこの3作品のなかでは一番古い作品。まだ夢の遊眠社の残り香がある作品ということですが、なるほど。まずは言葉ありきなんで…

消えゆく老獅子

歌舞伎座、夜の部千穐楽に行きました。千穐楽を観られて本当に良かった。 高麗屋の『連獅子』、素晴らしかったです。幸四郎さんは「消えゆく老獅子」でした。すべてを子へと渡す、その最後、と言わんばかりの全身全霊を賭けた渾身の気迫の親獅子でした。本当…

ジェド・ルーベンフェルド『殺人者は夢を見るか』上下(講談社文庫)

タイトルがディックみたいですけど原題はまーったく違います。邦題には小説との関連性、無いし…。原題は『Interpretation of Murder』です。「殺人の解釈」って訳せばいいのかな。 1909年、ニューヨークの高級アパートメントで体中傷だらけにされた若い女性…

ジョニー・トゥ監督『暗戦/デッドエンド』(DVD)

面白かった〜、短い時間なのに中身はぎっちり。「72時間、ゲームを楽しむ」という犯罪者と交渉人(刑事)との駆け引きと交流の物語。 この監督作品は『鎗火/ザ・ミッション』を観ていますが男同士の絆というか心の交流を描くのが得意な監督なんでしょうかね…

マイケル・フレイン『コペンハーゲン』(劇書房)

芝居で観たい。会話劇なので読むだけでも十分伝わるけど、でも言葉を立体的したほうがより迫ってきそうな脚本でした。 1941年3月、ハイゼンベルクがボーアに会うためにドイツ軍占領下のコペンハーゲンを訪れた「謎の一日」をテーマしたもの。ほぼ実話に基づ…

初雪

雪です、寒いです。

歌舞伎座『寿初春大歌舞伎 夜の部』詳細感想

20日(日)に観た歌舞伎座『寿初春大歌舞伎 夜の部』の詳細感想を書きました。観ていて色々思うことがあり、感想が長くなってしまいました。今月の歌舞伎座は昼の部を観ると60歳超えた役者さんたちのエネルギーに惚れ惚れするのですが、夜の部は「年齢、体力…

歌舞伎座『寿初春大歌舞伎 夜の部』

歌舞伎座『寿初春大歌舞伎 夜の部』を観に行きました。世代交代、というものを感じてしまった夜の部です。なにか感慨深いものがあり、個人的に胸に迫るものがありました。詳細感想後日。

銀座のお食事

久々の天丼は美味しかった。おやつで食べたクリームあんみつも美味しかった。ちょっとプチ贅沢な一日。

濃い一日

自分的にかなり濃い一日でした。濃い世界に憧れる私、時にその濃い世界を垣間見せていただける機会を貰えたことに感謝。

中村勘三郎 11月に「法界坊」凱旋公演

シネマ歌舞伎「野田版 研辰の討たれ」の舞台あいさつで勘三郎さんが今後の予定を披露。今年の納涼歌舞伎でまた野田さんと組むそうです。楽しみ〜。染ちゃんは今年は納涼歌舞伎、出るかなあ。野田さんの新作に出演しなくても久々に勘三郎さんや勘太郎くんと共…

アンドリュー・ラウ/ アラン・マック監督『インファナル・アフェアⅡ 無間序曲』(DVD)

『インファナル・アフェア 無間道』の続編『インファナル・アフェアⅡ 無間序曲』を観ました。おさんどんの合間に見て一気観ができなかったのが無念。『無間道』より構成が少々複雑なんでもう一回観よう。それに主役の若者二人が顔が似すぎだよ〜。最初のうち…

カズオイシグロ『わたしを離さないで』(早川書房)

ううっ、どんより。カズオイシグロっていつもすっきりしない読後感の小説を書きますが例にたがわず『わたしを離さないで』もそうでした。切ない青春小説という枠組みをこう使うか〜。イシグロさんて結構、意地が悪いとこあるんじゃないのかしら…。人(正しく…

新橋演舞場『雷神不動北山櫻』

新橋演舞場に『雷神不動北山櫻』を観に行きました。全体的に澤瀉屋の復活狂言のやり方を踏襲し、海老蔵の考える「わかりやすい歌舞伎」に仕立てた感じ。主演を見せるためだけの芝居とも言え、海老蔵ファンにはたまらない芝居だったことでしょう。 ★新橋演舞…

この世で鬼よりも怖いものが

本日、E!oshibaiに頼んでいたDVD『朧の森に棲む鬼 〜Special Edition〜』無事到着。特典の予告編のフィルムは「この世で鬼よりも怖いものがあるのを教えてやろうか」のカット。うわあい、ライ様だ、ライ様だ、嬉しいよ〜。さっそく、と思ったのですが本編を…

歌舞伎座『三月大歌舞伎』詳細演目・配役

歌舞伎座三月公演の詳細演目も出ました。坂田藤十郎喜寿記念『京鹿子娘道成寺』は観たいですね。 歌舞伎座『三月大歌舞伎』 http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/2008/03/post_23-ProgramAndCast.html 平成20年3月2日(日)〜26日(水)

名古屋御園座『陽春大歌舞伎』詳細演目・配役

名古屋御園座の4月歌舞伎公演の詳細演目が決まったようです。最初のうちは吉右衛門さん、芝雀さん、染五郎さんの三人の名前しか出てなかったのですが正式発表で左團次さんと東蔵さんのお名前と歌六、歌昇兄弟のお名前が。何気に贅沢な配役です。染ちゃんファ…

染五郎さん、お誕生日おめでとう!

今日は染五郎さんの35回目の誕生日です。お誕生日おめでとうございます!30歳代は勉強、我慢の年代と言う染ちゃんですがこのところますます輝いて充実の役者ぶりを見せてくれています。これからも素敵な舞台を見せてくださいね。 一昨年と昨年は染ちゃん観劇…

プリーストリー『夜の来訪者』 (岩波文庫)

舞台はある裕福な実業家の家庭.娘の婚約を祝う一家団欒の夜に警部を名乗る男が訪れ,ある貧しい若い女性が自殺したことを告げ,全員がそのことに深く関わっていることを暴いていく。(岩波書店より) イギリスの戯曲家、プリーストリーが1964年に発表した戯曲…

毛蟹を飲む

毛蟹を飲みました(笑)と言ってもほんとの蟹を飲んだわけではない。蟹アレルギーだし。今日、私の地元に用事があった友人とタイ飯(タイ料理)したのですがメニューに「毛蟹」という名のお茶があったので、ついネーミングの面白さに頼んでしまいました。甘みの…

2008年初芝居

今年の私の初芝居見物は歌舞伎座『寿初春大歌舞伎 昼の部』です。お正月の歌舞伎座は一段と華やかでうきうきします。芝居の内容もとても充実していて楽しかった。 ★歌舞伎座『寿初春大歌舞伎 昼の部』詳細感想★

1000回目は初の東大寺 幸四郎弁慶

幸四郎さんの弁慶1000回目は東大寺でだそうです。1000回目はどこでやるのだろう?と色々考えていたのですが、ここですか〜。行ってみたいなあ。記事にあるようにお天気が良くて満月の下、でだったらさぞかし素敵でしょうねえ。 中日スポーツ:1000回目は…

市川染五郎さんと「朧」を語る。

ほぼ日刊イトイ新聞でイーオシバイ×「ほぼ日」共同企画『市川染五郎さんと「朧」を語る。』を連載中です。今月10日に発売されるDVD『朧の森に棲む鬼』の先行企画ですね。 ほぼ日:市川染五郎さんと「朧」を語る。

仕事始め

休みじゃないお正月休みを過ごして今日はもう会社出勤。我ながら頑張ってる(笑)

購入本

年末にamazonに頼んでいた本が届きました。お正月も配送するのか〜。 プリーストリー『夜の来訪者』 (岩波文庫) ヘンリー・ジェイムズ『大使たち 』 上下 (岩波文庫) ジェド・ルーベンフェルド『殺人者は夢を見るか 』上下 (講談社文庫) コーマック・マッカ…

2008年1月観劇予定

歌舞伎座がまだ改築に入らないですね〜。いつまでやるのでしょうか?今年も歌舞伎中心、染ちゃん中心の観劇となる予定です。今月は昨年よりはかなり落ち着いています(笑)でも国立と歌舞伎座昼を増やしたい気分でいっぱいなんですが…。 <<1月鑑賞予定>> …