2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

購入本

レニー・エアース『闇に濁る淵から』(講談社文庫) ジェフリー・フォード『ガラスのなかの少女』(ハヤカワHM文庫)

『朧の森に棲む鬼』前楽・大千穐楽感想

3月になる前に大阪松竹座で観た『朧の森に棲む鬼』前楽・大千穐楽の感想を書こうと思っていたのですが、うまくまとまらないのと仕事が忙しくのとでなかなか書けないでいます。とりあえずはざっくりした全体の感想を妄想爆烈ぎみですが書きました。後日、役者…

『朧の森に棲む鬼』前楽そして大千穐楽

『朧の森に棲む鬼』が25日で大千穐楽を迎えました。まずは2ケ月66回公演という長い公演をやりきった出演者およびスタッフの皆様、お疲れ様でした。本当に素敵な芝居をありがとうございました。千穐楽、染ちゃんが「2ケ月は長かったです。観に来てくださった…

朧の森で彷徨ってきます

週末『朧の森に棲む鬼』の前楽、大楽を観に大阪遠征してきます。まだまだ朧の森を彷徨うことになりそうです。

しょっく

今年10月に日本でリサイタルする予定だったミハイル・プレトニョフ氏が当分ピアニストとしての活動を停止するとのこと。まじですか〜?とってもとっても楽しみにしていたのに〜〜〜。最近は指揮者としての活動が多いミハイル・プレトニョフ氏ですけど…こちら…

『ひばり』

感想のためのメモ:無意識の自我(神の声)、自我(自意識)の目覚め(「そんなのジャンヌじゃない」、これは自身の意識的な選択)

『ひばり』

シアターコクーンに蜷川幸雄演出・松たか子主演『ひばり』を観てきました。思った以上に面白かった。 アヌイの戯曲をきちんと読んでみたくなりました。構成が面白いし、内容が非常に密。 キリスト教というものを理解していないとたぶんこの戯曲の本質は読み…

国立小劇場『文楽公演二部『摂州合邦辻』』

今日は国立小劇場で文楽公演二部『摂州合邦辻』を観劇。いやあ、凄かった。住太夫さんはやっぱちょっと別格だ、と本日つくづく思いました。住太夫さんが語ると情景が際立って人物像にふくらみが出るですよねえ。しかも一人一人の個性がふわ〜っと立ち上がっ…

『仮名手本忠臣蔵』夜の部

昨日の引き続き歌舞伎座へ。今日は『二月大歌舞伎 仮名手本忠臣蔵』夜の部です。昨日の昼の部の余韻が残ったままでの観劇でしたので通し狂言の醍醐味をうまく味わえたかなと。夜の部も本当に良かったです。大満足。それにしても今月はやはり「まさしく大歌舞…

仮名手本忠臣蔵はやっぱり面白い

歌舞伎座『二月大歌舞伎 通し狂言 仮名手本忠臣蔵』昼の部を観てきました。通しでないと「大序」「三段」「四段」は見られないので久しぶりだったんですが、やっぱりこの段は大歌舞伎らしい素晴らしい段だと思います!役者が揃わないと出来ないだけあって見…

ブランドン・サンダースン『エラントリス 鎖された都の物語』上下(ハヤカワFT文庫)

ハヤカワFTらしいFTという感じでした。面白いです。若い主人公ラオデンとサレーネ二人の真っ直ぐさも良いですが脇のキャラクターたちが活き活きしてていいです。そして敵役かつ裏の主人公(と私が勝手に思っている)ホラゼンの造詣が魅力です。ファンタジィ…

ピーター・トレメイン『蜘蛛の巣』上下(創元推理文庫)

七世紀アイルランドを舞台にした時代ミステリ。修道女フィデルマ・シリーズと銘打ってあるようにシリーズもの(原書17巻)で『蜘蛛の巣』は邦訳第一弾ですがシリーズ第五作目作品。どうせなら第一作から訳して欲しかった。個人的に七世紀アイルランドの生活…

K

読書部の課題図書、カフカ『審判』を十数年ぶりに再読し始めたんですが…どうにも進みません。とっても大好きな本だったはずなんですが、ダメです。不条理な世界は好きだし、裁判所の情景のばかばかさしさもツボだったりするのですが、主人公のKの言動にどう…

クレイグ・ラッセル『血まみれの鷲』(ハヤカワHM文庫)

「血まみれ結構、成人指定の生々しさで語って欲しいの by某シキブ」じゃありませんが、私は物語上で血まみれ残酷描写はわりと平気です。じゃなきゃ、ミステリ好きは自認出来ないでしょうし。んが、体調不良中だったりすると精神的に少々堪える時も。で、この…

2007年2月鑑賞予定

2月も週末のほとんどが観劇。歌舞伎座での『仮名手本忠臣蔵』の通しは5年ぶり。大体、『仮名手本忠臣蔵』の通し狂言がかかるのは5年置きくらいかなあ?通しで何度か観てるけど個人的には由良之助役者としては吉右衛門さんが一番好き。でも芝居として面白かっ…

ヒット数が…

『朧の森に棲む鬼』千穐楽の感想、少しだけ付け加えました。1月は感想ブログのヒット数がいつもの5倍近くに跳ね上がっていました。ちょっとビックリ。『朧の森に棲む鬼』の感想目当てだと思うんですがあんな感想でいいんでしょうか、とチト不安。