ジョニー・トゥ監督『暗戦/デッドエンド』(DVD)

面白かった〜、短い時間なのに中身はぎっちり。「72時間、ゲームを楽しむ」という犯罪者と交渉人(刑事)との駆け引きと交流の物語。


この監督作品は『鎗火/ザ・ミッション』を観ていますが男同士の絆というか心の交流を描くのが得意な監督なんでしょうかね。なんというか男の少年性の部分での交流がとっても良い感じ。かといって、女性をないがしろにしてるわけでもないのが好みです。この映画、シリアスに押していってもいい映画だと思うけど時々挟まれるコミカルなシーンに味があって、それがなんだかクセになるというか「可愛いなあ」とか思ってしまう。脚本は相当荒いし突っ込みどころは満載なんだけどキーポイントの部分での「ゲーム」の流れはきっちり押さえてあるし、荒い部分はあんまり気にしないでそこはスタイリッシュさと抜け感を楽しんだほうがいいですね。この映画のオチがいいなあ、好きだなあ。しかしアンディ演じる犯罪者はなぜホー刑事を選んだんでしょうね?なんか複線あると思ったら出てこないんだも〜ん。それが不満。


主演のアンディ・ラウラウ・チンワンは雰囲気が正反対なところのバランスが良いですねえ。それに二人ともカッコイイしそして可愛い。アンディの女装姿にはぶったまげましたが(笑)

暗戦 デッドエンド [DVD]

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