2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

購入本

ジョージ・R・R・マーティン『王狼たちの戦旗5』(ハヤカワSF文庫) ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア『輝くもの天より墜ち』(ハヤカワSF文庫) 赤江瀑『赤江瀑の「平成」歌舞伎入門』(学研新書) 岡田暁生『西洋音楽史―「クラシック」の黄昏』(岩波新書)

鎌倉芸術館『松竹大歌舞伎東コース 昼の部』

29(日)に観劇した『松竹大歌舞伎東コース 昼の部』の詳細感想を書きました。思ったより長くなってしまった。染ちゃんの兎がとっても可愛らしかったです。 ★鎌倉芸術館『松竹大歌舞伎東コース 昼の部』詳細感想★

選挙

期日前投票で義務と権利を行使しました。夜はどのTVチャンネルも選挙特番でしたが開票0%で当選確実を出してしまうのはいかがなものか。出口調査でほぼ情勢はわかるということですが、万が一ってこともあるし、ある程度開票されてからでいいと思うんですけど…

鎌倉芸術館

歌舞伎巡業公演東コース、鎌倉芸術館昼の部を観に出掛けました。鎌倉芸術館というからには鎌倉なんだろうと思っておりましたら、実際は大船駅から徒歩10分の会館でございました。少し早めに出掛けて染友たちと会場近くのお店でパスタランチをしてまったり。…

国立大劇場『十二月歌舞伎公演』

国立大劇場の十二月歌舞伎の出演者・演目が出ました。十二月は吉右衛門さんの座頭で「それぞれの忠臣蔵」という括りで『堀部弥兵衛』『清水一角』『松浦の太鼓』の三演目。このところ国立十二月は幸四郎さん指定席という感じでしたが今年は十月。十二月はど…

ジョナサン・キャロル『天使の牙から』(創元推理文庫)

ジョナサン・キャロルだ〜〜以外の何者でもない物語。日常に潜む生と死の境界線の曖昧さをぞっとするような異として描く。お得意のホラーファンタジィーですがキャロルにしてはかなり直裁的です。ヘタしたらチープになりかねない題材ですが、そこはキリスト…

長谷部浩『菊五郎の色気』(文春新書)

友人から借りて読みました。役者として円熟期に入ったであろう当代の尾上菊五郎さんの持ち味、芸風、芝居のあり方を本人、家族の聞き書きを加えつつ、語っている本。長谷部氏が菊五郎さんをきちんと見始めたのが最近のようで、最近の役についてが中心。若い…

10万円!

カテゴリが難しい…一応芸術にしてみました(笑)。9月に「BEIGE TOKYO」で『日本文化へのオマージュ』と題したイベントが行われるようです。アラン・デュカス(シェフ)×市川染五郎×赤井勝氏(フラワーアーチスト)のコラボレーションということですがなんとお値…

スティーブン・キング『トム・ゴードンに恋した少女』(新潮文庫)

9歳の少女が森で迷い一人ぼっちの冒険が始まる、というような惹句の本ですから、キングが少年少女向けに冒険物語でも書いた本かと勘違いしてたんですよ…。確かに、キングお得意の青春もの系のひとつには違いないのですが、「冒険もの」と「サバイバルもの」…

サラ・ウォーターズ『夜愁』上下(創元推理文庫)

2006年度ブッカー賞最終候補作。前2作『半身』『茨の城』はヴィクトリア朝ゴシックロマンサスペンスものでしたが今回の作品はガラリと趣きを変え時代は第二次大戦中〜戦後の物語。1947年→1944年→1941年と年代を遡っていく構成で主人公たちの過去への興味を引…

アレン・カーズワイル『驚異の発明家の形見函』上下(創元推理文庫)

わりと面白かったには面白かったけど物足りない。上巻はかなり楽しくてわくわくしてたんだけど下巻で失速ぎみ。18世紀末のフランスの雰囲気を描きだしている部分は面白いけど登場人物たちの掘り下げが浅いもんだから物語としては表面的な話で終わる。せっか…

歌舞伎座『七月大歌舞伎『十二夜』』

歌舞伎座『七月大歌舞伎『十二夜』』昼の部を観劇。幕間が2回あった。初演時は1回だけだったよね?2回あったほうが体力的にやはり楽ですね。観劇後は友人たちとお茶。いつも喫茶店難民になるのだけど、案外ここ穴場かもな喫茶店を見つける。 ★歌舞伎座『七月…

『朧の森に棲む鬼』ゲキ×シネ特典DVDゲット

ゲキ×シネ『朧の森に棲む鬼』の前売りチケット販売日。劇場で買うと特典DVD(いのうえ作品の予告編5本入り)をもらえるというので、友人に会う前に遠回りして新宿バルト9まで行きましたとさ。面倒くさがり屋の自分が特典欲しさに行動しようとはね…我ながら驚き…

和文化たしなみ講座 〜文楽の魅力2〜

『和文化たしなみ講座 〜文楽の魅力2〜<九月文楽観劇チケット付>トークショー 』というとっても魅力的な講座を見つけました。会場はフォーシーズンズホテル椿山荘。九月は忙しくて九月文楽の一部『夏祭浪花鑑』は諦めたんですが、ちょっと悩んでしまいま…

イアン・マキューアン『セメント・ガーデン』(早川書房)

主人公ジャック14歳の夏、父親が心臓発作を起こしセメントに顔を突っ込んで死ぬ。そして翌年、母親も死んでしまう。このままでは兄弟4人がバラバラに離されてしまうと姉ジュリーとジャックは母親を地下室でコンクリート詰めにすることを思いつく。そして4人…

P・D・ジェイムズ『灯台』(早川ポケットミステリ) 

世界の要人のための高級リゾート地、カム島で有名作家が変死体で見つかり、カム島で国際会議が検討していたスコットランド・ヤードはアダム・ダルグリッシュ警視長を派遣することに。ダルグリッシュ警視長は部下二人を連れ、捜査に当たるが…。 P・D・ジェイ…

東京ミッドタウン

台風のなか行ってまいりました東京ミッドタウン。と言ってもちょうど都内は暴風雨圏内からは微妙に外れていたようでなんら不都合なく、びしょ濡れにもならず。そして台風情報のおかげで東京ミッドタウンにはあまり人が来ず空いてて見物にちょうど良かったで…

社会人のための歌舞伎鑑賞教室『野崎村』

昨日、国立大劇場に『社会人のための歌舞伎鑑賞教室『野崎村』』を観に行きました。国立の歌舞伎鑑賞教室はここ数年通ってるんですが、どういう座組みで観ても微妙に薄いというか何か物足りない事が多いです。今回も残念ながらその思いを拭い去ることは出来…

萩尾望都『山へ行く』(小学館)

短編集です。やっぱり萩尾望都さんは凄いという言葉しか出てこないです。短いページなのにどの話もとっても濃いです。現実世界から異界への飛び越え方が独特。狂騒と静寂と、この極端さがまた好きなのです。山へ行く (flowers comicsシリーズここではない・…

ゲキ×シネ『朧の森に棲む鬼』公式サイトOpen

ゲキ×シネ『朧の森に棲む鬼』の公式サイトがOpenしました〜。予告編映像はまだ載ってません、映像を早く観たいなあ。劇場公開は10月6日(土)だそうです。公開期間はまだ出てないですね。前売りは7月21日(土)から発売。なんと劇場窓口で購入すると特典DVD付き…

昔語黄鳥墳(むかしがたりうぐいすづか)

国立大劇場の十月歌舞伎公演『平家女護島』『昔語黄鳥墳』のチラシが出来たようです。『昔語黄鳥墳』の詳細あらすじが載りました。染五郎さんは主人公と悪役の二役。早替わりをみせてくれるそう。ヒロインの梅ヶ枝の配役が載っておりません。あまり重要な役…

購入本

P・D・ジェイムズ『灯台』(早川ポケミス) 萩尾望都『山へ行く』(小学館) 田村由美『7SEEDS』10巻(小学館) 浦沢直樹『PLUTO』4巻(小学館)

マシュー・パール『ダンテ・クラブ』上下(新潮文庫)

1865年、南北戦争直後のアメリカ、ボストンで起きた猟奇殺人事件。様々な圧力を受けながらもアメリカでの初翻訳を目指す「ダンテ・クラブ」の面々は、その殺人事件がダンテ『神曲』「地獄篇」を模しているのに気が付き…。 史実を元に実在した人物たちを使っ…

『松竹大歌舞伎 秋の巡業』

秋の巡業は亀治郎さん奮闘公演ですね。浅草公演があると喜んだんですが平日でした…残念。 『巡業 平成19年 松竹大歌舞伎』 http://www.kabuki-bito.jp/theaters/jyungyou/2007/11/post_9.html 平成19年10月30日(火)〜11月26日(月)

国立11月歌舞伎公演『通し狂言 摂州合邦辻』

11月国立大劇場の演目が発表になってました。たぶん坂田藤十郎さんが主演の玉手御前でしょうね?まさか合邦ということもあるかな?『摂州合邦辻』は久しぶりに歌舞伎で観たかったし、藤十郎さんの時代物の女形のものは逃さないぞと思っていたので絶対観ます…

『秀山祭九月大歌舞伎』演目&配役

『秀山祭九月大歌舞伎』の詳細演目&配役がようやく正式発表。6月に初めには歌舞伎座にポスターは張ってあったのですが、チラシもなく公式サイトにも載っていなかったのでこちらに書くのは控えておりました。昨年に続き九月歌舞伎座は秀山祭です。幸四郎さん…

2007年7月鑑賞予定

6月に遊びすぎたので(笑)7月は控えめです。 <<7月鑑賞予定>> 国立大劇場『社会人のための歌舞伎鑑賞教室『野崎村』』 歌舞伎座『七月大歌舞伎 十二夜』昼の部 鎌倉芸術館『松竹大歌舞伎 巡業東コース』昼の部