2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

市川染五郎『染五郎の超訳的歌舞伎』(小学館)

『本の窓』に連載していた市川染五郎『染五郎の超訳的歌舞伎』が刊行。役者側から観た演目解説なのですが染ちゃんならではの一ひねりした視線でかなり面白いです。連載分と書下ろしがいくつかと四代目猿之助さんとの対談が収められているいるようです。楽し…

新橋演舞場『三月花形歌舞伎 夜の部』4回目詳細感想

3/23(土)に観劇した新橋演舞場『三月花形歌舞伎 夜の部』4回目の詳細感想です。しみじみ良かった。充足感があって2演目で十分でした。そう思わせてくれた役者さんたちの感謝。そしてやっぱり染ちゃん好き〜(笑)。 ★新橋演舞場『三月花形歌舞伎 夜の部』4回目…

購入本

アン・クリーヴス『青雷の光る秋』(創元推理文庫) ヨハン・テオリン『黄昏に眠る秋』(ハヤカワHM文庫) アンドレアス・グルーバー『夏を殺す少女』(創元推理文庫)

ミネット・ウォルターズ『遮断地区』

ミネット・ウォルターズ『遮断地区』を読み始めたんだけど初っ端からすでに「相変わらずウォルターズはきついわ〜」です。この人の描く悪意のリアル感たるや…。

明治座『五月花形歌舞伎』制作発表記者会見

3/21に行われた明治座『五月花形歌舞伎』制作発表記者会見の記事です。詳しいのだけピックアップ。 染五郎、愛之助、勘九郎、七之助の明治座『五月花形歌舞伎』会見模様をほぼ完全掲載! http://community.pia.jp/stage_pia/201303/meijiza-5-kaiken.html… @…

新橋演舞場『三月花形歌舞伎 夜の部』観劇

図らずも毎週観劇になってしまった新橋演舞場『三月花形歌舞伎 夜の部』。これで今月は見納めです。染ちゃん、なんかもう成長ぶりが凄いわ。今月の演舞場通いは私のなかでは特別。染ちゃんが怪我してからようやく舞台復帰して舞台勘やら身体がまだ戻りきれて…

ジョージ・R・R・マーティン『星の光、いまは遠く』上下(ハヤカワSF文庫)

あまりに遠大な公転軌道を有するため、あたかも銀河を彷徨っているかに見える辺境惑星ワーローンに、ひとりの男が降り立った。ダーク・トラリアンは、かつての恋人グウェン・デルヴァノから送られた〈囁きの宝石〉に呼ばれ、この惑星にやって来たのだった。…

今日も意外と暖かい。桜がどんどん咲き始めている。ちょうど五分咲きというところかな。

新橋演舞場『三月花形歌舞伎 夜の部』3回目詳細感想

3/17(日)に観劇した新橋演舞場『三月花形歌舞伎 夜の部』の詳細感想を書きました。先週観た時に『二人椀久』で菊ちゃんが羽織の片袖を羽織れないままの場面があったんだけど踊っている最中に染ちゃんが上手くフォローして着せてあげてた。そこって今日確認し…

新橋演舞場『三月花形歌舞伎 夜の部』観劇

友人の代理で新橋演舞場『三月花形歌舞伎 夜の部』を観劇。毎週観ることになっちゃった(^^;) 『一條大蔵卿譚』はだいぶタッブリしてきたー。染ちゃん、可愛い〜、格好良い〜。『二人椀久』は染・菊の息がますます合ってきてる。この年齢の組み合わせであれだ…

新橋演舞場『三月花形歌舞伎 夜の部』2回目詳細感想

3/10(日)に観劇した新橋演舞場『三月花形歌舞伎 夜の部』2回目観劇の感想を書きました。染ちゃん、だいぶ乗ってきたかなと。どちらも空気がだいぶ密になってきたかなと。『二人椀久』は染五郎・菊之助の当たり舞踊になりそうな予感。 ★新橋演舞場『三月花形…

ベン・ アフレック監督・主演『アルゴ』

今更なんですがアカデミー賞作品賞受賞をした映画『アルゴ』を観ました。面白かった〜〜。脚本、演出が緻密で結末がわかっていても緊張感が途切れない。実際あったイラン米大使館人質事件を元にした映画でどこまで本当か脚色かというところでいかにもハリウ…

ジョナサン・キャロル『炎の眠り』

ぼくは呆然としていた。目の前に、30数年前に死んだ男の墓がある。そこに彫られた男の肖像が、なんとぼくそのものだったのだ! そのとき見知らぬ老婆が声をかけてきた。「ここにたどり着くまで、ずいぶん長いことかかったね」捨て児だったぼくは、両親の顔す…

新橋演舞場『三月花形歌舞伎 夜の部』鑑賞

友人と新橋演舞場に『三月花形歌舞伎 夜の部』を観劇。3階からの観劇でしたが俯瞰した場所から観るのも楽しいです。初日も観劇していますがやはり少しづつこなれてきていますね。特に『二人椀久』が染五郎さんと菊之助さんの息がかなり合ってきて情感もかな…

中村融編:ジャック・フィニイ、ロバート・F・ヤング、他『ロマンティック時間SF傑作選 時の娘』(創元SF文庫)

時という、越えることのできない絶対的な壁。これに挑むことを夢見てタイム・トラヴェルというアイデアが現れて一世紀以上が過ぎた。時間SFはことのほかロマンスと相性がよく傑作秀作が数多く生まれている。本集にはこのジャンルの定番作家といえるフィニ…

購入本

ミネット・ウォルターズ『遮断地区』(創元推理文庫) 中村融編:ジャック・フィニイ、ロバート・F・ヤング、他『ロマンティック時間SF傑作選 時の娘』(創元SF文庫)

戸板康二『團十郎切腹事件』(講談社文庫)

謎を残す八代目團十郎の死を名探偵老優雅楽が卓抜な着想で推理する直木賞の表題作の他、『車引殺人事件』『奈落殺人事件』など、花道と奈落の明暗に生きる役者の世界に材を取る七編。(講談社文庫あらすじより) 古本での読書。講談社版は絶版ですが現在は東京…

新橋演舞場『三月花形歌舞伎 昼・夜の部』詳細感想

3/2(土)に観劇した新橋演舞場『三月花形歌舞伎』昼夜通し観劇の感想を書きました。花形でも以前感じた「所詮花形だよね」という印象はなく花形ならではの若々しさのなか芸もだいぶしっかりしてきたな〜という印象。初日から見応えありました。 ★新橋演舞場『…

マイケル・コナリー『チェイシング・リリー』(ハヤカワHM文庫)

「リリーはいるか?」引っ越してきたばかりのピアスのもとに、間違い電話が次々にかかってきた。ナノテク学者でベンチャー企業の代表も務めるピアスが興味を覚えて調べてみると、リリーはネット上に広告を出している評判のエスコート嬢だった。その彼女が失…

東銀座駅

演舞場に行く前と昼の部終演後、夜の部の間に歌舞伎座タワーの東銀座駅直結の木挽町広場と歌舞伎座の周囲をちょっと見物。やはりテンションあがりますね。

新橋演舞場『三月花形歌舞伎 昼・夜』観劇

新橋演舞場に『三月花形歌舞伎』の初日を観に行きました。昼の部と夜の部を通しての観劇。昼夜とも二演目づつで幕間が長めなので一日通しても割と楽。また内容もかなりよくてすべての演目を楽しめましたし観ていてワクワクしました。染五郎さん、松緑さん、…

アン・ペリー『護りと裏切り』上下(創元推理文庫)

看護婦のヘスターは、友人のイーディスの兄であるカーライアン将軍が置物の甲冑(かっちゅう)の鉾槍(ほこやり)に胸を突かれて死亡したと知らされる。当初は事故だと思っていたが、妻のアレクサンドラが夫殺しで逮捕される。義姉の犯行を信じられないイー…

2013年3月鑑賞予定

今月は新橋演舞場『三月花形歌舞伎』のみの予定。もちろん染五郎さん念願の『一條大蔵譚』と『二人椀久』がメインです。> 新橋演舞場『三月花形歌舞伎 昼の部』 新橋演舞場『三月花形歌舞伎 夜の部』 新橋演舞場『三月花形歌舞伎 夜の部』 新橋演舞場『三月…