2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

NHKラジオ第一『ラジオ文芸館「山崎ナオコーラ『お父さん大好き』』

山崎ナオコーラ『お父さん大好き』。ナオコーラさんは連載エッセイは読んだあるけどその時は私にはピンとくる文章じゃなかった。でも『お父さん大好き』は柔らかな文章と語り口でとても良い作品でした。小説家の文章は小説を読まないと真価はわからないのか…

新橋演舞場『四月花形歌舞伎『仮名手本忠臣蔵』 』記事関連

歌舞伎美人:忠臣蔵ゆかりの泉岳寺で舞台成功祈願が行われました〜四月花形歌舞伎『仮名手本忠臣蔵』 http://www.kabuki-bito.jp/news/2012/03/post_584.html 東京新聞:<歌舞伎>市川染五郎 代々当たり役・大星由良之助に初挑戦(3月18日)http://www.toky…

日本冒険小説協会解散宣言

日本冒険小説協会が解散ですか…。内藤陳氏が亡くなられ、「冒険小説」というフレーズもあまり見なくなった事を考えたら使命が終ったというのはうなずけるけど、日本冒険小説協会の協会大賞作品(私の場合は海外もの)を信頼して手に取っていた身としては無くな…

市川亀治郎、猿之助襲名…平常心で

猿之助襲名に関してのインタビュー記事。亀ちゃんらしい言葉が並ぶ。 市川亀治郎、猿之助襲名…平常心で : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/stage/trad/20120326-OYT8T00687.htm?from=tw

松本金太郎くん誕生日

今日は金太郎ちゃんの誕生日!七歳のお誕生日おめでとうございます!もう七歳か、早いなあ。『佐倉義民伝』の彦七をやれちゃうくらいだもんね。染ちゃんとの『連獅子』もあと5年〜6年くらいしたら実現かしら。

新橋演舞場『三月大歌舞伎 昼の部』詳細感想

3/24(土)に観劇した新橋演舞場『三月大歌舞伎 昼の部』の詳細感想を書きました。芝居というものは同じ脚本でも役者が違うとだいぶ雰囲気やイメージが変わりますが今回、『荒川の佐吉』が自分のなかでガラリと変わってちょっとびっくりでした。あまり「こうい…

茶のちイタリアン

歌舞伎観劇後は染友とのんびりおしゃべりDAY。楽しかったわ〜。まずは銀座『デンマーク・ザ・ロイヤルカフェ』でのんびりお茶。それからここ最近買わないことにしている筋書きなんだけど、今月の演舞場の筋書きはどうしても欲しくなり演舞場に逆戻り。購入後…

新橋演舞場『三月大歌舞伎 昼の部』 鑑賞

新橋演舞場に『三月大歌舞伎 昼の部』を両親と観に行きました。藤十郎さんの時代物の女形はこれからそうそう拝見できないだろうと『山科閑居』目的での観劇で、『荒川の佐吉』は私と同様にあまり好みではなかったらしいのですが今回は予想外に非常に面白く観…

NHK Eテレ『中村雀右衛門さんをしのんで』

NHK Eテレで雀右衛門丈の追悼番組『にっぽんの芸能『中村雀右衛門さんをしのんで』』が放送されました。映像で拝見しても艶のある美しい役者さんだったなあとつくづく。当たり役のいくつかの映像を流してくれたのですがすべて中途半端にいいところで終わり……

新橋演舞場『三月大歌舞伎 夜の部』詳細感想

3/17(土)に観た新橋演舞場『三月大歌舞伎 夜の部』の詳細感想を書きました。歌舞伎という演劇の幅の広さや役者さんたちの試行錯誤が伝わってきた夜の部です。 ★新橋演舞場『三月大歌舞伎 夜の部』詳細感想★

市川染五郎 代々当たり役・大星由良之助に初挑戦

新橋演舞場『四月花形歌舞伎』は若手中心で仮名手本忠臣蔵の通し狂言にトライします。そろそろそういう時期に入ってきているのですね。 東京新聞:<歌舞伎>市川染五郎 代々当たり役・大星由良之助に初挑戦:伝統芸能(TOKYO Web) http://www.tokyo-np.co.jp/a…

新橋演舞場『三月大歌舞伎 夜の部』鑑賞

新橋演舞場『三月大歌舞伎 夜の部』を観に行きました。夜の部は三演目それぞれに座頭の役者の個性が現れて色んな意味で面白かったです。『佐倉義民伝』、福助さんが非常に抑えた芝居でとても良かった。染ちゃんは存在感が出てきたと思う。金太郎ちゃんがとっ…

ホワイトデー

今年もお返しが続々と。お洒落なお菓子ばかり。ありがたくいただく。

訃報:五代目澤村鐵之助丈

紀伊国屋の鐵之助さんが亡くなられました。ショック。また味のある役者さんがいらっしゃらなくなった。81歳になられていたのですね、もう少しお若いのかと思っておりました…。『京乱噂鉤爪』が最後の舞台ですよね。この舞台を途中休演なさってそのまま…。『…

平成中村座『五月大歌舞伎』詳細演目・配役

ようやく五月平成中村座の詳細演目・配役が発表。もう来週にはチケットが販売されるわけですが…遅すぎ…。前々から出演予定が発表になっていた染ちゃん、やはり昼の部に出演。演舞場夜の部との掛け持ちです。『四変化 弥生の花浅草祭』は三段返しのハードな踊…

新橋演舞場『三月大歌舞伎 昼の部』詳細感想

3/8(木)に観た新橋演舞場『三月大歌舞伎 昼の部』の詳細感想を書きました。個人的に『荒川の佐吉』を違った方向から見ることができたのが面白かったです。『山科閑居』は個々は悪くないけどまだ全体的なまとまりが薄いかなという感じだったので後半どうなる…

フレッド・ヴァルガス『裏返しの男』(創元推理文庫)

アルプス山麓の村で狼の歯形の残る羊の死骸が相次いで発見された。そして喉に巨大な噛み痕のある女牧場主の死体が……。彼女は狼男の存在を主張していた。巨大狼? それとも本当に狼男なのか? カナダ人動物学者と村の住民カミーユは、事件に巻き込まれる。こ…

東日本大震災から1年

あれから1年。長かったのか短かったのか…。少しでも前に進めたのでしょうか。 皆様、お元気ですか?

NHKラジオ第一『ラジオ文芸館「山本文緒『いるか療法ー突発性難聴』』

山本文緒「いるか療法ー突発性難聴」。淡々としつつも情景が広がる作品でした。

ビム・ベンダース監督『pina ピナ・バウシュ踊り続けるいのち』

ビム・ベンダース監督『pina ピナ・バウシュ踊り続けるいのち』は完全にピナ不在の映画だった。いわばピナの慰霊碑をこれがピナでしたと言っているような映画だった。どこにもピナはいない。ピナが見た世界、ピナが語ろうとした世界はどこにもなかった。私に…

アン・リンセル監督『ピナ・バウシュ 夢の教室』

『ピナ・バウシュ 夢の教室』はピナ・バウシュが企画したピナの代表作『コンタクトホーフ』を10代(高校生)の少年少女40人たちに十ヵ月かけて舞台で踊らせるというプログラムの様子を追ったドキュメンタリー。この映画の主役は十代の子どもたち。でもそこに…

ピナ映画二本

ピナの舞台に誘ってくれた友人と『ピナ・バウシュ 夢の教室』、『pina ピナ・バウシュ踊り続けるいのち』の二本を観てきた。私はピナの舞台は4本しか観てない。けど最初の舞台で嵌り込んだ。私が最初に観たのは『カフェ・ミュラー』、唯一ピナの踊る姿を拝…

サントリーホール『樫本大進&コンスタンチン・リフシッツ ディオリサイタル』

夕方からはサントリーホールで『樫本大進&コンスタンチン・リフシッツ ディオリサイタル』。樫本大進とコンスタンチン・リフシッツのコンビネーションが素晴らしい。これほどヴァイオリンとピアノが絶妙に絡むコンビはそうそうないと思う。樫本大進とリフシ…

新橋演舞場『三月大歌舞伎 昼の部』鑑賞

急遽思い立って新橋演舞場『三月大歌舞伎 昼の部』を観に行ってしましました。『荒川の佐吉』が思っていた以上に良くて正直びっくり。染ちゃんの佐吉は本当に等身大の佐吉だった。ひとつひとつの言葉に実感がこもっており気持ちがストレートに伝わってきた。…

コリン・ホルト・ソーヤー『老人たちの生活と推理』(創元推理文庫)

サンディエゴに佇む、至れり尽くせりの高級老人ホーム〈海の上のカムデン〉で、人畜無害の老婦人が殺された。いったい誰が、なぜ? 誇り高きアンジェラたちは、ありあまる好奇心を満足させるべく、おっかなびっくり探偵活動に乗りだす。(東京創元社:http:/…

P.G.ウッドハウス『ジーヴスの事件簿 才智縦横の巻』(文春文庫)

20世紀初頭のロンドン。気はいいが少しおつむのゆるい金持ち青年バーティには、厄介事が盛りだくさん。親友ビンゴには浮かれた恋の片棒を担がされ、アガサ叔母は次々面倒な縁談を持ってくる。だがバーティには嫌みなほど優秀な執事がついていた。どんな難…

大阪松竹座『二月花形歌舞伎 夜の部』詳細感想

2/24(金)、2/26(土)に観た大阪松竹座『二月花形歌舞伎 夜の部』の詳細感想を書きました。夜の部は花形の勢いだけでは見せられない演目だけに良いところと足りないところとがよく見えたかなと思います。面白かったんですけど不満も。 ★大阪松竹座『二月花形歌…

2012年3月鑑賞予定

3月はクラシックコンサートと歌舞伎、あとはピナの映画を二本観る予定です。演舞場『三月大歌舞伎』は大顔合わせの九段目が楽しみ。それと染ちゃんが『荒川の佐吉』をどうみせてくるか。> 新橋演舞場『三月大歌舞伎 昼の部』 サントリーホール『梶本大進&コ…

弥生

弥生です。昨日の雪もすっかり無くなり春の兆しが。明るいほうへ向かいますように。