2012-01-01から1年間の記事一覧

P・D・ジェイムズ『高慢と偏見、そして殺人』(ハヤカワポケットミステリ)

紆余曲折の末にエリザベスとダーシーが結婚してから六年。二人が住むペンバリー館では平和な日々が続いていた。だが嵐の夜、一台の馬車が森から屋敷へ向けて暴走してきた。馬車に乗っていたエリザベスの妹リディアは、半狂乱で助けを求める。家人が森へ駆け…

ドライアイ

目に激痛が走り、なにかと思ったらドライアイになっていた…。日曜でも開いてる病院があってよかった。さすがに混み混みでした。

七五三

姪っ子の七五三のお祝い。これで七五三のお祝いで集まるのは最後。甥っ子二人と姪っ子、ほんとにすくすくと育っております。子供の成長って早い。

ジェイン・オースティン『高慢と偏見』上下(ちくま文庫)

元気はつらつとした知性をもつエリザベス・ベネットは、大地主で美男子で頭脳抜群のダーシーと知り合うが、その高慢な態度に反感を抱き、やがて美貌の将校ウィッカムに惹かれ、ダーシーへの中傷を信じてしまう。ところが…。(筑摩書房:http://www.chikumasho…

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P・D・ジェイムズ『高慢と偏見、そして殺人』(ハヤカワポケットミステリ)

ウィリアム・ピーター・ブラッティ『ディミター』(創元推理文庫)

1973年、宗教弾圧と鎖国政策下の無神国家アルバニアで、正体不明の人物が勾留された。男は苛烈な拷問に屈することなく、驚くべき能力で官憲を出し抜き行方を晦ました。翌年、聖地エルサレムの医師メイヨーと警官メラルの周辺で、不審な事件や〈奇跡〉が続け…

新国立小劇場『マンスリー・プロジェクト11月演劇講座「ミラー・アメリカ・20世紀、そして21世紀」』

新国立劇場で開催している『マンスリー・プロジェクト11月演劇講座「ミラー・アメリカ・20世紀、そして21世紀」』を聴きに行きました。アーサー・ミラーの前期作品『サラリーマンの死』『るつぼ』と後期作品『モーガン山下り』『演技の終り』の4作品を題材に…

日生劇場『二月大歌舞伎』

染五郎さんの復帰公演となる日生劇場『二月大歌舞伎』の演目が出ました。昼夜同一演目です。染五郎さんは『義経千本桜 吉野山』の忠信と『通し狂言 新皿屋舗月雨暈』磯部主計之助です。まずは華やかな舞踊での復帰ですね。染五郎さんの『吉野山』忠信はキレ…

米澤穂信『インシテミル』(文春文庫)

「ある人文科学的実験の被験者」になるだけで時給11万2000円がもらえるという破格の仕事に応募した12人の男女。とある施設に閉じ込められた彼らは、実験の内容を知り驚愕する。それはより多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う犯人当てゲームだっ…

地味ミステリと言われるミステリ

本格だからじゃなく地味ミスを好むミステリファン、まさしく私もその一人だな。でも皆が「地味」言うけどその手の小説を地味とは思わないの。端正で味わい深いと言ってちょうだい!な勢いです。こつこつと積み重ねていく描写に美しさを感じるの。で、それが…

新橋演舞場『吉例顔見世大歌舞伎 夜の部』鑑賞

友人のご好意によりご招待券で新橋演舞場『吉例顔見世大歌舞伎 夜の部』を観に行きました。仁左衛門さんが休演中ですし顔見世感が足りないせいか平日の夜というのもあるのか集客にちょっと苦戦中かな?という客席。私は代役の松緑くんが『熊谷陣屋』の熊谷直…

伊藤計劃『虐殺器官』(ハヤカワJA文庫)

9・11を経て、“テロとの戦い”は転機を迎えていた。先進諸国は徹底的な管理体制に移行してテロを一掃したが、後進諸国では内戦や大規模虐殺が急激に増加していた。 米軍大尉クラヴィス・シェパードは、その混乱の陰に常に存在が囁かれる謎の男、ジョン・ポー…

購入本

イモジェン・ロバートスン『闇のしもべ』上下(創元推理文庫) ウィリアム・ピーター・ブラッティ『ディミター』(創元推理文庫)

購入本

米澤穂信『儚い羊たちの祝宴』(新潮文庫) 米澤穂信『インシテミル』(文春文庫) カズオイシグロ『充たされざる者』(ハヤカワepi文庫)

歌舞伎興行のあり方

このところの歌舞伎興行は座を開けすぎて役者にはハードすぎると思う。元々25日間休演なしでの昼夜興行自体がハードだというのに…。役者が次々と倒れていることをどう思っているのか。松竹は興行のあり方を考えるべきだ。特にこのところの興行はおかしい。あ…

風邪ぴき

家族全員で風邪…。

11月歌舞伎公演二題

3日からの国立劇場興行の記事。なかなか良いインタビュー記事です。 Interview:中村福助 これぞ“ザ・カブキ” 鶴屋南北作「浮世柄比翼稲妻」で3役 http://t.co/U7JEShV8 3日からの明治座興行について。紙面では猿之助さんの写真も。 歌舞伎:「天竺…

2012年11月鑑賞予定

11月の観劇は国立大劇場一つだけの予定でしたが友人のご好意により演舞場追加。あと演劇講座に参加予定です。> 新橋演舞場『吉例顔見世大歌舞伎 夜の部』 新国立小劇場『マンスリー・プロジェクト11月演劇講座「ミラー・アメリカ・20世紀、そして21世紀」』 …

スティーブン・キング『キャリー』(新潮文庫)

狂信的な母親から精神的圧力を掛けられながら育ったキャリーは変わり者としてハイスクールでもいじめられる存在。自分に自信がないキャリーだがテレキネス能力を持つことを自覚し自我が芽生え始める。そしてその彼女の向けられた悪意や善意という名の無自覚…

松本幸四郎氏が文化功労者に決定

幸四郎さんが文化功労者に選ばれました。おめでとうございます。紀保さんが川原さんと結婚披露宴を29日におこなったばかり。おめでたいことが続きますね。染ちゃんも順調に快復しているようだし、色々と良かった(^^) 幸四郎が文化功労者に決定 | 歌舞伎…

フォルカー・クッチャー『濡れた魚』上下(創元推理文庫)

1929年、春のベルリン。ゲレオン・ラート警部が、わけあって故郷ケルンと殺人捜査官の職を離れ、ベルリン警視庁風紀課に身を置くようになってから、一ヶ月が経とうとしていた。殺人課への異動を目指すラートは、深夜に自分の部屋の元住人を訪ねてきたロシア…

新橋演舞場『芸術祭十月大歌舞伎 夜の部』詳細感想

10/20(土)に観劇した新橋演舞場『芸術祭十月大歌舞伎 夜の部』の感想を書きました。幸四郎さんの弁慶が本当に良かった。今まで拝見したなかでベストかも。 ★新橋演舞場『芸術祭十月大歌舞伎 夜の部』詳細感想★

NHKラジオ第一『ラジオ文芸館』9月、10月

NHKラジオ第一『ラジオ文芸館』、最近書いてなかったけど相変わらず聴いています。最近では北原亞以子の『胸突坂』、小川未明『海ほおずき』『眠い町』『月とあざらし』が印象に深い。小川未明は小学校の時に読んだ『赤いろうそくと人魚』が強烈なんだけど他…

新橋演舞場『第八回 三響會 十五周年記念公演』

新橋演舞場『第八回 三響會』を観ました。番組をすっかり忘れてて自分がなんでチケ取ったんだっけ?状態(笑)そうそう菊之丞さんと勘十郎さんが見たかったのよでお二人ともとても良くて大満足。詳細感想後日。

季節性インフルエンザ予防接種

本日、季節性インフルエンザの予防接種。今期も効きますように(祈)

ジェームズ・マクティーグ監督『推理作家ポー 最期の5日間』

1849年のボルチモア。ある殺人事件を担当することになった若手刑事エメット・フィールズ(ルーク・エヴァンス)は、事件が推理作家エドガー・アラン・ポー(ジョン・キューザック)の作品によく似ていることを察知。貧乏で酒におぼれる生活を送るポーは容疑…

日比谷図書文化館『開館1周年記念特別展「市川團十郎 荒事の世界」』

友人と日比谷図書文化館『開館1周年記念特別展「市川團十郎 荒事の世界」』を観に行きました。かなりこじんまりとした展覧会ですが衣装や浮世絵などなかなか見応えがありました。また成田屋は荒事の得意なお家というイメージがありますが歴代の市川團十郎と…

染友壮行会

染友の一人が故郷に戻ることになり銀座で壮行会。遠征組みを交えて大人数の楽しい会になりました。ちょくちょく遊びに東京へは来るとのことなのでまた皆で遊びましょう。今日はお昼から一日楽しかったわ。

深川江戸資料館

染友と深川に遊びに行きました。ランチに深川めしを食しその後『深川江戸資料館』に。かなりこじんまりとしていると聞いていたので1時間もかからず見られるだろうとの予想を裏切り、とても楽しくて時間が足りない状態に…。また遊びに行きたいです。江戸好き…

新橋演舞場『芸術祭十月大歌舞伎 夜の部』鑑賞

新橋演舞場に『芸術祭十月大歌舞伎 夜の部』を観に行きました。『御所五郎蔵』、『勧進帳』ともに予想以上に面白かったです。どちらも「物語」としてわかりやすく鮮明な舞台でした。ベテランならではの芝居だったと思います。詳細感想後日。