読書会:ジョー・ヒル『NOS4A2』上下(小学館文庫)

エンタメ系読書会、円卓会議に参加。お題はジョー・ヒル『NOS4A2』上下。メモ:

岡村孝一氏の翻訳

マンシェットの『愚者が出てくる、城寨が見える』(光文社古典新訳文庫)は旧訳の『狼が来た、城へ逃げろ』のほうが断然好きだ。旧訳のほうが意訳なんだろうけど断然グルーブ感があって楽しい。同じ作品とは思えない。新訳を読んで、岡村翻訳のグルーブ感や…

三原順『ムーン・ライティング』シリーズ

『ムーン・ライティング』→『X Day』→『Sons』は晩年の傑作です。三原順なので軽くはないのですがこの作品は大人なユーモアもたっぷり。順にお話はハードになりますけど、でもすごく良いです。超オススメ。

ジョー・ヒル『NOS4A2』(小学館文庫)

ジョー・ヒル『NOS4A2』の読書、ようやく本腰をいれる。少しづつ読んでいたんだけど今月は『勧進帳』脳だったのでなかなか進まず…(^^;)私の好きなモダンホラー×ダークファンタジィーでお話的にも難しくないし読みやすいんだけど上巻は情報量が多いのか…

翻訳もの

海外ものの不振は想像以上に深刻みたい…。翻訳に頼っている身としてはなんとか頑張って欲しいけど。私に出来るのはとりあえず新刊を買い続けることだけ。

NHKラジオ文芸館:ドリアン助川『本番、スタート』

裏方さんたちへの応援メッセージ的な小説。人を見る目が優しい。

購入本

ジョー・ヒル『NOS4A2−ノスフェラトゥ−』上下(小学館文庫)

北野勇作『昔、火星のあった場所』

『昔、火星のあった場所』は読書会したなあ、懐かしい。読み解くのが難しかった。読む人それぞれが、別な本を読んでるんじゃないかというくらいまったく違う読みをしていたのを思い出す。

ノーベル文学賞

今年のノーベル文学賞受賞のパトリック・モディアノ氏、読んだことないけどミステリ的仕掛けのある作家らしいので興味。でも現役本少ないし中古は高いし。落ち着いてから入手しよ。

レム『ソラリスの陽のもとに』

『ソラリス』はタルコフスキー監督の映画しかみてない。原作も読むべきか。なんというかタルコフスキー監督好きすぎて映画だけで満足なんだけど。 RT @R_SRIS: 【日付訂正再告知】10/26西東京読書会スピンオフ第一回SF部読書会開催! 15時〜 西荻窪のカフェ。…

リューイン『刑事の誇り』

リューイン『刑事の誇り』を読み始めたんだけど、『夜勤刑事』のあの読みにくさはいったいなんだったっだというくらいとっても読みやすい。早川書房さん、『夜勤刑事』は新訳で出しなおしませんか?(マジメ)

購入本

ロジャー・ホッブス『時限紙幣 ゴーストマン』(文芸春秋)

ガブリエル ガルシア=マルケス『族長の秋』読書会。

毎回の事なんだけどまともに復習(再読)せずに本番に臨むという…。今までの自分を垣間見るようだ(´Д`) 読書会メモ: 語れそうで語りきれない感。エピソードの羅列、証言ドキュメンタリー的で流れとして話せない。大統領のキャラが意外と曖昧模糊。大統領の障…

ガルシア=マルケス『族長の秋』苦戦中

『族長の秋』がなかなか進まない…。 ガルシア=マルケスでも『百年の孤独』はわりかしスイスイ読めたのに。時系列の問題はかしら。時系列は無茶苦茶でも大丈夫な時とそうでない時がある。『族長の秋』はイメージ喚起が強すぎてかえって場面と場面の繋がりが…

購入本

米澤穂信『折れた背骨』上下(創元推理文庫) ジャック・カーリー『イン・ザ・ブラッド』(文春文庫)

よしながふみえ『大奥 11巻』

『大奥 11巻』、治済が怖すぎ…。

ガルシア=マルケス『族長の秋』

ガルシア=マルケス『族長の秋』、ようやく読み始め。読めるかなあ。ランチ時に読む本ではないことはわかった。

グレアム・グリーン『ヒューマン・ファクター』読書会

今日はグレアム・グリーン『ヒューマン・ファクター』読書会。とても緻密で文学としても秀逸なスパイ小説。ミステリの枠組みのなかでも驚きがちりばめられている。伏線の道具立ての使い方が巧い。生活をしている「人」が描かれている。もっと多くの人に読ま…

ラジオ文芸館:森絵都の『本物の恋』

見事なオチでしたー。思わず「えー」と声でた。

冒険小説とか

スティーブン・ハンターは基本的に男の子小説だと思うので(^^;) 女性像の雰囲気はそのままです。でもスワガーシリーズ、『ブラックライト』『狩りのとき』3作目まではオススメ。で、番外編の『ダーティホワイトボーイズ』も。 冒険小説はほぼ男性が主人公だ…

ブラム・ストーカー『ドラキュラ』読書会

読書会のお題はブラム・ストーカー『ドラキュラ』でした。かなり話が広がっていったのがとても面白かった。読書をするうえでの自分のなかでの許容範囲の話は考えされられた。 私は時代ゆえの差別的価値観はとりあえず置くタイプ。じゃないと時代物は読めない…

NHKラジオ文芸館「宮沢賢治『なめとこ山の熊』、『やまなし』」

NHKラジオ文芸館、今日はアンコール放送の宮沢賢治『なめとこ山の熊』、『やまなし』。言葉の使い方、描写力の素晴らしさに胸を衝かれる。宮沢賢治はあらためて読むべきかも。

ダブリ本…

がーん、スチュアート・ウッズ『警察署長』をダブらせた(>_積読してるからこうなる。ダブり本するの何回目だろう…。

購入本

グレアム・グリーン『ヒューマン・ファクター』(ハヤカワepi文庫) スチュアート・ウッズ『警察署長』上下(ハヤカワNV文庫) ガルシア=マルケス『族長の秋』(集英社文庫) マイクル・Z・リューイン『刑事の誇り』(ハヤカワHM文庫) マイクル・Z・リュー…

読書会:リューイン『夜勤刑事』(ハヤカワHM文庫)

ミステリ系読書会第2回。お題はリューイン『夜勤刑事』です。私は人の意見で自分のなかの評価が変ることはほとんど無いタイプだけど今日はかなり逆転。この本の読み方を教わった。ただリューインを読む時に今現在刊行されている翻訳本は最初に読むべきもので…

ラジオ文芸館:小松左京『行きずり』

江戸時代の人間が昭和の人間と時空を超えて行き合う物語。人情ものでとってもいい話でした。しかし藤助、驚かなさすぎ(笑)そのよくわかってない感がまた味わい深い。

ジーン・ウルフ『ピース』

ジーン・ウルフ『ピース』読み始め。「家が夢を見ているのよ」系かな?

読書会:キジ・ジョンスン『霧に橋を架ける』

キジ・ジョンスン『霧に橋を架ける』読書会に参加。この作品があそこまで盛り上がると思わなかった。とっても楽しかったわ。好みが分かれる作風なのと短編・中編集なのでそのなかでも人それぞれの読みがあるから4時間もあったのに時間ギリ。ちょくちょく挟…

ラジオ文芸館:瀬尾まいこ『ランクアップ丼』

アンコール放送。本放送の時に聴いてホロリとした優しくて切ないお話。今日もしっかり聴いてしまいました。大阪弁のやりとりが良いのですよ。

購入本

ブラム・ストーカー『吸血鬼ドラキュラ』(角川文庫)