2014-07-27から1日間の記事一覧

近藤史恵『胡蝶殺し』(小学館)

市川萩太郎は、蘇芳屋を率いる歌舞伎役者。花田屋の中村竜胆の急逝に伴い、その息子、秋司の後見人になる。同学年の自分の息子・俊介よりも秋司に才能を感じた萩太郎は、ふたりの初共演「重の井子別れ」で、三吉役を秋司に、台詞の少ない調姫(しらべひめ)…

読書会:リューイン『夜勤刑事』(ハヤカワHM文庫)

ミステリ系読書会第2回。お題はリューイン『夜勤刑事』です。私は人の意見で自分のなかの評価が変ることはほとんど無いタイプだけど今日はかなり逆転。この本の読み方を教わった。ただリューインを読む時に今現在刊行されている翻訳本は最初に読むべきもので…