ジャック・カーリイ『髑髏の檻』(文春文庫)

ジャック・カーリイ『髑髏の檻』(文春文庫)読了。今回も期待に違わず面白かった。カーソンシリーズは猟奇殺人もので幼児虐待ものだったりして本筋はかなりハードなんだけどそれを押さえたうえでユーモラスな語り口で爽快感があるのが好き。やりすぎ感やおばか感のバランスがいいのよね。主人公のカーソンは母性本能くすぐる系で毎回違う女性と恋愛してるけどなぜか「もういいよ」にならない。今回のヒロイン、かっこよくて好き。しかしジェレミー兄ちゃんが出てくるとなぜおばか感が増幅されるのか(笑)

髑髏の檻 (文春文庫)

髑髏の檻 (文春文庫)