ギュンター・グラス『ブリキの太鼓』読書会

ギュンター・グラスブリキの太鼓』読書会に参加。楽しかったわ〜。皆さま、『ブリキの太鼓』を読み通すには時間がかかっていた方が多く自分だけじゃなかったとちょっとホッ(笑)読むポイントが人それぞれで面白いし内容理解のヒントになる。
この作品は旧訳と新訳でだいぶ受ける印象が違くなるようだった。
オスカルくんがキモいというか中二病的で信頼できない語り手というのは皆同意。
装飾や嘘が多いのでは?ということ。
情景描写が巧い。
第三章でだいぶテイストが変わる。映画は二章までで忠実。
黒い料理女がどういう存在なのかはわからず終い。
エピソードの連なりとして読むといいかも。
見てきたように話す、ホラ話部分がある。本筋のテーマが見えずらい。オスカルは狂言廻しでは?
歴史のなかのポーランド
ギュンター・グラスの作品は同じ人物を出演させる。スターシステム?『女ねずみ』にもオスカルくんが出てくる。