牧野修『傀儡后』(ハヤカワJA文庫)

二十年前の破滅的な隕石落下により、大阪は異形の街と化した。落下地点付近の危険指定地帯を中心に、謎のドラッグや奇病をめぐり、人類社会崩壊の予兆のなか、変容してゆく人の意識と世界が、醜悪かつ美麗に描かれる。(早川書房http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/20788.html)

牧野修を読むのは何年ぶりかな。『MOUSE』がとても好きで期待して読んだのですが物語が散漫でいまひとつ乗り切れず。描きたいことはわかるしところどころの描写は印象的だったりするのですがそこまで。いかにも若書き。

傀儡后 (ハヤカワJA)

傀儡后 (ハヤカワJA)