2013-05-02から1日間の記事一覧

牧野修『傀儡后』(ハヤカワJA文庫)

二十年前の破滅的な隕石落下により、大阪は異形の街と化した。落下地点付近の危険指定地帯を中心に、謎のドラッグや奇病をめぐり、人類社会崩壊の予兆のなか、変容してゆく人の意識と世界が、醜悪かつ美麗に描かれる。(早川書房:http://www.hayakawa-online…