国立西洋美術館『カポディモンテ美術館展』

パルミジャニーノ「貴婦人の肖像」

久々の美術鑑賞。国立西洋美術館に『カポディモンテ美術館展 ルネサンスからバロックまで』を観に行きました。作品点数は少なめだけど良い絵が揃っていました。「イタリアのルネサンスバロック美術」「素描」「ナポリバロック絵画」という構成。主題を前に押し出したインパクトのある絵が多かった。個人的にはアルテミジア・ジェンティレスキ『ユディトとホロフェルネス』に釘付け。リアル感があって凄まじく迫力のある絵でした(絵の詳細解説を読んでなるほど)。
『カポディモンテ美術館展』鑑賞後は余力があったので久々に常設展も拝見。今回は18世紀〜20世紀あたりの絵を中心に観ました。常設館では『オノレ・ドーミエ版画展―『カリカチュール』と初期の政治諷刺画』を開催中でこちらも拝見。容赦ない描きっぷりが面白い。