ピカソとモディリアーニの時代

Bunkamuraザ・ミュージアムリール近代美術館所蔵 ピカソとモディリアーニの時代』を観ました。リール近代美術館が所蔵している20世紀美術のモダンアートを4つの主題に分けて展示した展覧会。キュビズムは正直、どう見ていいのかわからないのですが構図の面白さや色の重なりを楽しみました。個人的に一番心惹かれたのがモディリアーニ。この展覧会の目玉でもある『母と子』が素晴らしかったです。モディリアーニというと繊細で哀しみを湛えた肖像画がイメージされますが『母と子』はとても柔らかで優しい暖かい絵でした。また「シュルレアリスムから抽象画へ」のなかではクレー、カンディンスキーがやっぱり好み。この二人の絵はファンタジィー。


1章: ピカソキュビズムの世紀
2章: モディリアーニ/芸術の都パリ
3章: ミロ/シュルレアリスムから抽象画へ
4章: ビュッフェと素朴派/二極化する具象表現