国立小劇場『仮名手本忠臣蔵 第三部』

国立小劇場『仮名手本忠臣蔵 第三部』千穐楽。八段目『道行き』戸無瀬が煙草吸ってる…歌舞伎ではあのシーン無いよね?無いよね?と驚いた一場面でした。九段目『山科閑居』が素晴らしい出来でした。住太夫さんの情感あり語りが絶品。義太夫、人形とも非常に気合の入った締まった舞台でした。にしてもやはり『仮名手本忠臣蔵』はよく出来た物語だなとつくづく。文楽で拝見するとそれがよくわかります。