2008-07-24から1日間の記事一覧

ジェフリー・フォード『シャルビューク夫人の肖像』(ランダムハウス講談社)

好況に沸く19世紀末のニューヨーク。肖像画家のピアンボに突然声をかけてきたのは、両目が白濁した盲目の男。シャルビューク夫人の使いと称し、法外な報酬を口にして、肖像画の製作を依頼してきた。ただし、屏風の向こうで夫人が語る過去の話とその声だけで…