2006-01-28から1日間の記事一覧

小林恭二『カブキの日』(新潮文庫)

小林氏は黙阿弥の『三人吉三』が好きなんでしょうかね。『悪への招待状』では『三人吉三』のあらすじを説明しつつ物語風に江戸末期の時代と歌舞伎を論じていてわかりやすくて楽しい手法だなんと思ったのですが、今回『カブキの日』という小説のなかであらす…