上橋菜穂子『精霊の守り人』(新潮文庫)

老練な女用心棒バルサは、新ヨゴ皇国の二ノ妃から皇子チャグムを託される。精霊の卵を宿した息子を疎み、父帝が差し向けてくる刺客や、異界の魔物から幼いチャグムを守るため、バルサは身体を張って戦い続ける。(新潮社:http://www.shinchosha.co.jp/book/130272/

面白い〜〜。世界設定もしっかりしてるし、登場人物たちが個性的で活き活きとして魅力的。まずは土台がしっかりしている世界観が本当に見事だった。そのうえに成り立っている社会のなかで真摯に生きているキャラクターたちがほんとに魅力的で。これはシリーズ全部読まないと。
バルサ、今度、綾瀬はるかが演じるけど読んだイメージからすると綺麗すぎるかも。タンダがさりげなくカッコイイ。役者誰になるのかな?

精霊の守り人 (新潮文庫)

精霊の守り人 (新潮文庫)