ブラム・ストーカー『吸血鬼ドラキュラ』(角川文庫)

ヨーロッパの辺境、トランシルヴァニアの山中。暗雲をいただきそびえる荒れ果てた城があった。主の名は、ドラキュラ伯爵。彼は闇に紛れ血を求める吸血鬼だった―。辺境での雌伏の時を経て、血に飢えた伯爵は大都市ロンドンへの上陸をもくろむ。ドラキュラに狙われた婦人を救うべく立ちあがったのは、不死者の権威、ヴァン・ヘルシング教授。不死者と人間の闘いが、始まろうとしている…。恐怖小説の古典、待望の新訳登場。 (「BOOK」データベースより)

創元推理文庫版を持っているはずなんですが発掘できず、表紙がかなりイメージ狂うイラストで若干引き気味だったんですが新訳本を買いました。そしたら、なんと読みやすいし旧訳のときより情景描写が鮮明で思っていた以上に面白く読めました。読後、コッポラ監督の『ドラキュラ』が観たくなってる。ついでに『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』と『フランケンシュタイン』も。

吸血鬼ドラキュラ (角川文庫)

吸血鬼ドラキュラ (角川文庫)