歌舞伎版『阿修羅城の瞳』/『アテルイ』妄想

以前から友人たちと歌舞伎版『阿修羅城の瞳』が観たいねとよく会話する。先日もその会話になって、私たちの妄想配役のうち「亀ちゃんが猿之助になっちゃった今、桜姫を亀ちゃんで観れないんじゃ…（涙）」ということになった…悲しい。そして亀ちゃんの代わりになる桜姫を見つけられない…。愛の押し売りが似合う花形の女形、誰がいないかな〜。そして邪空も見つけられていない。笹野さんや香川さんが歌舞伎に飛び込んでいている今、やっぱ古ちんがBestかしら。
歌舞伎版『阿修羅城の瞳』をもし上演することがあれば個人的にスーパー歌舞伎ぽくするなら新感線路線とほとんど変わらないと思うのでとことん古典の技術を使って、生演奏＆邦楽にも拘って歌舞伎にしてほしいかも。せっかく鶴屋南北大先生が出てくるんだし。
再掲：歌舞伎版『阿修羅城之瞳』キャスト妄想
病葉出門：染五郎、闇のつばき：七之助、鶴屋南北：勘三郎、十三代目安倍晴明：三津五郎、桜姫：猿之助（元、亀治郎）、祓刀斎：勘太郎、安倍邪空：古田新太（特別出演）、花柱多香蔵：扇雀、呼鉄：彌十郎、美惨：福助、渡り巫女：梅枝、松也、新悟、児太郎、鶴松、三界衆：巳之助、種太郎、萬太郎　/　橋之助、亀蔵、猿弥、阿餓羅：亀三郎、吽餓羅：亀寿、笑死：梅丸
だいぶ前に納涼歌舞伎メンバー中心に考えたので今妄想すると少し変わるかな〜。今眺めてみると橋之助さんがもったない使い方になるなあ。本来、役者の立ち位置的には邪空なんだけど橋之助さんには陰がないのがこの役には難点。『アテルイ』の歌舞伎化妄想の場合、主役の阿弖流為は染ちゃん以外許しませんが（笑）、坂上田村麻呂は橋之助さんがいいかな〜と最近思っている。