新橋演舞場『五月花形歌舞伎 夜の部『椿説弓張月』』詳細感想

5/12(土)に観劇した新橋演舞場『五月花形歌舞伎 夜の部『椿説弓張月』』の詳細感想を書きました。ちょっと今回、感想を書くのに苦労しました。どこを見るかでかなり印象が変わる芝居だと思います。しかし改めて感想を纏めたらこの芝居、馬琴の骨格があるからなんとかなってるけど三島の脚本はドラマをまったく描けてないよな〜と。物語があるところって「下の巻」の奥州安達原をまんま模倣したとこだけという。かなり役者泣かせの脚本な気がしてきた。阿公役者だけは岩手を演じればいいからなんとかなるけど他は芝居のしようがない。役者が三島の言うことを聞かなかったのもわかるような…。これは三島が怒るほうが悪い、あんたの脚本が悪いわ…と突っ込みたくなるんですけど。役者や大道具さんたちが頑張ってなんとか舞台に仕上げてる気がしないでもない(笑)
★新橋演舞場『五月花形歌舞伎 夜の部『椿説弓張月』』詳細感想★