日本橋劇場『第四回趣向の華プレ公演』

夏恒例になった勘十郎さん、青楓さん主催の『趣向の華』。今年は特別公演ということで、本番前にプレ公演も開催。内容は染五郎さん、青楓さん、勘十郎さんの三人のトークショーとプレゼントコーナーと『喜撰』の公開稽古。今年がなぜ特別公演なのか、というと今年は今まではお手伝い出演していた染五郎さんが会主(主催者)の一人になったから、とのこと。今年は、なのか今年から、なのかは来年判明することでしょう。
トークショーはぐだぐだになるかと思いきやそれなりにきちんと楽しませてくれました。染五郎さん、青楓さん、勘十郎さんの気心しれたトークはゆるいながらも邦楽、舞踊、歌舞伎が大好きなんだな〜っていうのがよくわかるトークでした。なぜこの『趣向の華』の会を始めたのかのいきさつや目的、そして本公演の演目の説明など。染ちゃんは作り込みボケと素の天然ボケが絶妙にmixされたほけほけトーク(笑)。青楓さんと勘十郎さんは夫婦漫才(笑)。それぞれに良いキャラしてました。明日本番での鷹之資くんと金太郎ちゃんの連獅子は去年からの富十郎さんとの約束だったそう。その話にはちょっとジーンとしてしまった私。
プレゼントコーナーの景品は出演者全員のサイン入り団扇と会主の三人がそれぞれ誂えた浴衣地と手ぬぐい。これをジャンケンの勝ち抜きで。団扇は玉太郎くん、金太郎くん、薫子ちゃん(染ちゃんの愛娘です。ずっとニコニコしてて可愛かった)と、浴衣は会主三人と。私はジャンケンが弱いので全部はずれ〜(残念)。
『喜撰』の公開稽古は染ちゃんが牽制しまくりでかなりハードルを低くさせてたせいか、こちらの想定よりは意外とちゃんと演奏になってたように聴こえた(笑)先生方が後ろでフォローしてる姿もまた楽し(笑)明日はもっと良い演奏を聴かせてくださいませ〜。