祝千穐楽:歌舞伎座、一幕見『竜馬がゆく 最後の一日』

本日、歌舞伎座『さよなら公演 九月大歌舞伎』千穐楽。ふらふらっと東銀座まで足を伸ばしました。『竜馬がゆく 最後の一日』を最終日を見届けなくちゃ、という思いに駆られてしまい…(笑)。初日と23日と千穐楽の計3回、観たことになります。新作歌舞伎ということと若手中心の芝居、ということで伸びしろが大きいので観るたびに見ごたえが出ていました。なんだろ、回を重ねるたびに色んな想いが伝わってくるんです。『竜馬がゆく』のなかの登場人物それぞれの想い、そしてそこに重なるように役者さんたちや脚本家の想い、そんなものまでが届いてくる。受け止めなくちゃって気になりました。『竜馬がゆく 最後の一日』は未来への情熱を断ち切られてしまった若者を見届けることなるので本当に切なくて切なくて。染五郎さんの竜馬は本当に魅力的だった。松緑さんの中岡慎太郎も一生懸命さが素敵だった。詳細感想後日。