清水玲子『秘密』1〜2巻(白泉社)
清水玲子は『月の子』が好きだった。『輝夜姫』も途中までは楽しみにして読んでいたけど、主人公だけに都合のいいストーリー展開に途中からゲンナリしてしまい、それ以来、清水玲子は読まなくなっていた。しかし友人が「面白いから」と貸してくれたので久々に読んでみた。
死者の脳から記憶を読み取る技術が開発され、それを非公式に殺人事件の捜査に活用していく、というお話。2巻読んだなかでは1話目のアメリカ大統領の話が切なくて一番印象的。人は誰しも秘密を抱える。それをどんな理由があっても他人が暴くべきじゃない、と思う。私はたぶん、殺人事件に活用されるとしても反対の立場を取るだろうなあ。
秘密―トップ・シークレット (1) (Jets comics (234))
- 作者: 清水玲子
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2001/12/01
- メディア: コミック
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- 作者: 清水玲子
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