東野圭吾『放課後』(講談社文庫)

校内の更衣室で生徒指導の教師が青酸中毒で死んでいた。先生を2人だけの旅行に誘う問題児、頭脳明晰の美少女・剣道部の主将、先生をナンパするアーチェリー部の主将――犯人候補は続々登場する。そして、運動会の仮装行列で第2の殺人が……。乱歩賞受賞の青春推理。(講談社http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=184251X

東野圭吾のデビュー作。デビュー作にはその作家のすべてが入ってると言われていますがキャラクター作りの部分でこの作品、確かそうかもと思いました。地に足がついてない感じとか、意外なところから動機を持ってくるとか。すごく面白いというわけでもないですが本格ミステリとしてよく書けてると思います。

放課後 (講談社文庫)

放課後 (講談社文庫)