マイクル・スワンウィック『グリュフォンの卵』(ハヤカワSF文庫)

わりとバラエティ豊かな10編が入った短編集。SF力がなくてもそれなりに咀嚼できるものが多かったです。ちょっと幻想系が入った感じのものもあるし。物語性はそれほど無いような気がしますが状況設定が面白いものが多かったです。「絵」がイメージしやすい。人としての「規範」というか「生死」をテーマにしたものが多い感じ。