歌舞伎座『八月納涼大歌舞伎 第一部』観劇

本日、歌舞伎座。『恐怖時代』、谷崎の時代的にはこれくらいかな。もっと気持ち悪いのを期待してたんだけど。役者はみんな合ってたように思うんだけど、色々と中途半端だった。脚色や演出のせいかな?う〜ん。昨日、読書会で「恐怖」を描くことについて話してたのだけど、あーなるほどねえと思ったり。未知ゆえに恐怖がある。そういう部分で『恐怖時代』には不可解さがなかったのだよな。私は「人間」に落とし込んでも恐怖は表現できるとは思ってるんだけど、バランスが難しいんだろうなあ。
『龍虎』は二人とも頑張れ!というところ。