新橋演舞場『秀山祭九月大歌舞伎 昼・夜の部』鑑賞

ここ数年恒例になっている秀山祭初日詣、とりあえず行ってみることにしました。染ちゃんの為に大変な思いで立つ役者さん達を見ないわけにはいかないという気持ちと。「染ちゃん、早くここに戻ってこい!」の願掛けみたいなものと。
演舞場に着き、芝翫さんの在りし日の舞台写真を見て泣き、ポスターとチラシは差し替えになっていたものの差し替えが間に合わなかった筋書きの染ちゃんのコメントを読んで動揺したりでちょっと感情が安定してない観劇になってしまいました。
昼夜4演目ともそれぞれとても良い舞台だったと思います。今年の秀山祭は昨年までとは少しばかり趣きが違いました。富十郎さん、芝翫というあの世代の上置きがいらっしゃらないというのも大きいのかな。芸の継承を目的とした秀山祭ですが今年ほどそれを感じたことはないです。世代交代や芸の継承が前面に出てました。詳細感想後日。