新橋演舞場『四月花形歌舞伎『仮名手本忠臣蔵』』色々

今月の花形歌舞伎『仮名手本忠臣蔵』に対して役者さんたちがブログやツイッターなどで熱い想いを吐露しています。それを拝読するに今月の演舞場は色んな意味で繋いでいくという意義を感じます。また『仮名手本忠臣蔵』って役者さんにとって特別なものなんだな〜ってつくづく思う。舞台の演出のこだわりも凄いしね。三段目では幕開きのときから本蔵が衝立の陰にずっと控えていたり、四段目では塩谷の家臣たちが客から見えない場所でもずっと平伏して控えていたり、見えないところでもこだわってる。

伝えたい感情を上手く文字に出来ないんだけど、 『二十一世紀だからこそ、平成だからこそ、歌舞伎を観て欲しい、今だからこそ日本と向き合って欲しい!』 と、仮名手本忠臣蔵と言う古典と今まで以上に向き合ったら、観ろ!と言う感情が溢れに溢れてきた。 だから騙されたと思って観て!!!!(4/3)

俺、今月の芝居に対して、本気だ。やる気の有無の話ではなくて、本気なんだよ。久しぶりに本気だ。だって仮名手本忠臣蔵だぜ。後世に残した方がいい作品の一つだと思うの。観なくても生きていけるけど、観た人には今後の人生においての生き方に豊かさが増えると思うの。俺、千穐楽まで、本気だと思う。(4/2)

真面目な話、今月の忠臣蔵は是非とも若い人たちに観てもらいたい。歌舞伎に対する難しいという先入観を捨てて欲しい。(4/5)