歌舞伎座『さよなら公演 三月大歌舞伎 夜の部』観劇

今日は歌舞伎座『元禄忠臣蔵 夜の部』を観に行きました。今日も昼の部同様、おじさん達が多かったですが、彼らは一幕目からダダ泣きでした。私の前後隣、ずーっと最後までグスグスと泣いていました。前の座ってたおじさんなんて「まいったよ、困ったなあ、ハンカチ1枚じゃ足りないよ」とか言いながら泣いてました。なんだか可愛いかったです(爆笑)。やっ、私も泣いてましたけどねっ。
今月昼夜観ての感想ですが、『元禄忠臣蔵』の通し狂言として観た場合、個人的にはトータルとしては国立3ケ月公演の勝ち。国立のほうが戯曲に忠実に丁寧にしていた&脇の脇までしっかり演じていて芝居としての緊張感が上だった。ただ、歌舞伎としての雰囲気、そして主役級の役者たちの熱の入りようは今月の歌舞伎座のほうが上。そういう意味では歌舞伎座さよなら公演で上演した価値は大いにあり。詳細感想後日。