幸四郎さん、世話物庶民シリーズは一区切り

このところ意欲的にニンにない役にトライされてきた幸四郎さん。確かにニンじゃないなーと思いながらも芝居力と演出の面白さで結構楽しませていただいておりました。還暦過ぎて次々と新しい事にチャレンジされているのは素直にすごいなと感心します。とりあえず今月の『髪結新三』で一区切りだそうです。ちょっと残念な気もしますが、時代物、新歌舞伎での初役も期待してます。

松本幸四郎:新三に初挑戦 10月歌舞伎座の夜の部「髪結新三」で」
前略〜
「頭の中にしみこんでいる2人のおじの演技を参考にします。そして現行の台本と原本を照らし合わせる。そうすればいろいろな発見が生まれます。庶民の生活感をなるべく出したい。新三が家主長兵衛(弥十郎)にやり込められるところでも、工夫をするつもり。これが私の黙阿弥物のひとつの区切りになるでしょう」
〜後略

毎日インタラクティブhttp://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/geinou/archive/news/2006/10/12/20061012dde018200073000c.html