『マウリッツオ・ポリーニ ピアノリサイタル』ショパン・プログラム

サントリーホール『マウリッツオ・ポリーニ ピアノリサイタル』ショパン・プログラムを聴きにいきました。ベートーヴェン・プログラムの時のピアノの音とまるで違うのに驚きました。プログラムによって調律を変えているんでしょうねえ。ベートーヴェン・プログラムの時はハリのあるピンと張ったような鋭角的な音で高音は力強く煌めくようで、低音はハリのあるテノールのようだったのですがショパン・プログラムでは非常に柔らかく丸みを帯びた音。高音はふわっと包み込むような優しさで低音は滑らかなバリトンのような響かせ方でした。同じ人が弾いたとは思えないまるで違う音。でもリズム、パッションはやはりポリーニ氏独特のものでした。はあああ、本当に凄い。詳細感想後日。