歌舞伎座『吉例顔見世大歌舞伎』演目

11月歌舞伎座『吉例顔見世大歌舞伎』の演目が発表。わりと骨太の立役が主の演目が並びます。染五郎ファン的には四演目出演で美味しい月となりました。昼の部『息子』でどうやらかなり力量を試されそうな役をやり、『人情噺文七元結』で私にとっては染ちゃんを見直すきっかけとなった手代文七に。夜の部はこんぴらに続き『日向嶋景清』で同じ役で叔父と共演、『連獅子』で父と共演。『連獅子』はかなりハードな演目なので幸四郎さんの年齢を考えたらもうそろそろ親子共演できる演目でないような気がする。勿論、昼夜しっかり観る予定。出来れば夜の部は通いたいかも。でも仁左衛門雀右衛門さんの『熊谷陣屋』も出来次第では通うハメになりそうな予感。歌舞伎には珍しいたった三人の芝居『息子』も歌六さんと染ちゃんのコンビネーションがよければ良い演目になりそうだし。

【昼の部】(午前11時開演)
『息子』 染五郎信二郎歌六
『熊谷陣屋』 仁左衛門梅玉秀太郎愛之助・錦吾・左團次雀右衛門
『雨の五郎』 吉右衛門
『うかれ坊主』 富十郎
『人情噺文七元結』 幸四郎・ 鐵之助・染五郎・宗之助・幸右衛門・錦吾・友右衛門・段四郎


【夜の部】(午後4時30分開演)
『日向嶋景清』 吉右衛門歌昇染五郎信二郎芝雀
鞍馬山誉鷹』 大改め鷹之資・富十郎仁左衛門梅玉吉右衛門雀右衛門
『連獅子』 幸四郎染五郎・玉太郎・信二郎
『大経師昔暦』 梅玉時蔵・梅枝・歌江・歌六段四郎