『八月納涼歌舞伎』第一部&第三部

夏が戻ってきたかのような強烈な日差しの一日。歌舞伎三昧Day第2弾です。歌舞伎座『八月納涼歌舞伎 第一部』を2等席で観て、いったん外へ出、歌舞伎・演劇書専門古書店『奥村書店』をお初で覘き、銀座和光のカフェでお茶。その後、両親と待ち合わせ、またもや歌舞伎座へ逆戻りして『八月納涼歌舞伎 第三部』2回目を1等席で観劇しました。今月は歌舞伎座の1等席から3等席まで色んな席を満遍なく(笑)


第1部は私的に染ちゃんが出ているせいかもしれないが『金閣寺』が一番面白かった。福助さんがだいぶ復活中かも。前半がよかった。三津五郎さんはこちらの大膳役のほうが貢より断然いい。染ちゃんはお父さんそっくりでビックリした(笑)。正義のヒーローがお似合い。『雨乞狐』の勘太郎くんは踊りの天才と言われるだけあって見事な踊りっぷりだったがあまりの評判の良さにこちらの期待値が大きすぎて、つい幹部役者連中と較べてしもうた。若手のなかでは超絶品だと思うが、さすがに幹部役者と較べてはいけなかった…。


第3部は1等席で私が大好きな席のひとつ、後方花道外*1だったせいもあるかもしれないが、かなり面白く観た。14日観た時よりメリハリがあり、全体のまとまりがよく、大喜利の場での勘三郎さんの気迫が素晴らしかった。カーテンコールがあったが納得できた。


詳細観劇感想は後日。

*1:後方(9例目以降)花道外の席は花道の出や引っ込みのときに役者がかぶりつきで観られる&全体がきれいに見えるし花道内の上手寄り席だったら、こちらのほうが断然舞台に近いのだ。ドブ席だからとあなどるなかれ。